アフリカで水道普及に励む、大学5年生の日記

8/21~ケニアへ。現地情報書いてきます。都の西北/復旦大学/トビタテ3期/将来はインフラに携われるようなビジネスマンになりたいです。

Popularization of tap water (インターン先のプロジェクトについて)

ジャンボ ケニア!!!

どうもこんにちは!!!221ことつついです。

まず、皆様にお礼を。

インターン先で立ち上げた水道普及プロジェクトの資金調達のために始めたクラウドファンディング
「水道のない家に住む学生2人がルオ族の村に水道を届けます!!」

readyfor.jp

開始6日目にして、目標金額の50万円を到達致しました。

皆様のご支援、シェアのおかげでございます。本当にありがとうございます。

まだ、残り日数ございます。引き続きのご支援、そして記事のシェアをよろしくお願い致します。


さてこのプロジェクトの背景、簡単な詳細をお伝えしてきましたが、
どのようなプロセスでここまで進み、これからどのようなプロセスで進んでいくのかご紹介したいと思います。


①プロジェクトの立案

水道管がないエリアがないことを知る。物理的に水道を引けない。容易に安全な水にアクセスできる環境がない。


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(プロジェクトサイト、コランドの風景)

インターン先の社長への提案

プロジェクト自体にはオッケーサイン。しかし、その資金をどこから調達するのか。
会社の資金、銀行、マイクロファイナンスの融資も検討したが、最終的にクラウドファンディングでの資金調達をするということで社長から合意


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(日本酒大好き社長)

③政府水道局からの許可(これを得るのに1~1ヶ月半程かかった)

本プロジェクトは政府水道局が管理する水道管から新しく水道管パイプを延長するプロジェクトである。
そのため、政府水道局からの許可が必須であった。社長に政府水道局に申請してほしいと言ってもなかなか動かず。。。もがき続けていたある日、政府関連の有力人物と繋がり、その人から政府水道局のマネージャーを紹介して頂き、許可をゲット。


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(Kisumu Water and Sewerage Company 通称、KIWASCO)



④政府水道局との詳細な予算見積もり

政府水道局のエンジニアとの見積もり。備品関連の調達、現地建設会社への工事委託、エンジニアなど政府水道局と協力して、工事のオペレートを作成。プロジェクトにかかる費用が決定。

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(政府水道局とのミーティングで綺麗な会議室に通してもらい、ミーティング前にはしゃぐ自分たちw)

クラウドファンディング開始

目標金額を50万円にし、スタート。皆様の多くのご協力により開始6日目という驚異的なスピードで目標金額突破。

readyfor.jp

(本当に皆様のおかげです。ありがとうございます。)


⑥現場におけるエンジニアとの最終確認←今ココ

皆様のご協力によりクラウドファンディングから資金を調達できることが確定したため、再度、現場に入りエンジニアとの工事行程の最終確認。

⑦備品の調達

工事に必要となる備品の調達

⑧工事スタート

⑨水道管の延長パイプとウォーターキオスク(水を量り売りする施設)完成

⑩延長したパイプを使って各家庭に水道を引く

時間も限られているので成功モデルをなんとか一つ作り、次のインターン生に繋げたいです。

⑪日本帰国。3月中旬くらいに東京で報告会開催予定


という流れでございます。

まだまだプロセスは長いですが、皆様の応援に応えたい、そしてルオ族の人たちのためにも必ずプロジェクトを成功させ、日本に帰国したいです。

クラウドファンディングの方も目標金額に到達しましたが、引き続きご支援、そしてシェアお待ちしております。
頂いた支援金は全てルオ族の人たちのために使わせて頂きます。




また、クラウドファンディングのツイートバージョンの
GHORUSでもプロジェクトページを作りました。


ghorus.com

こちらはみなさんからの応援を頂き、一定数の人数に応援いただくと、プロジェクトの詳細が皆様のFacebookからオートでシェアされるものとなっております。ぜひぜひこちらの方も応援よろしくお願いします。(こちらの方は全くお金がかかりません)
最初は20人の方を目標に始めてみました。
ご協力お願いします。



最後に皆様にお願いが。


このプロジェクトをはじめた背景として、資金調達が一つの目的でしたが、

資金調達の目標を達成した現在、このクラウドファンディングページを通して、アフリカの水問題の現状を多くの人に伝える一つのツールにしたいと考えております。


そのためにも引き続きページのシェア、そして
新しく始めたGHORUSのプロジェクトページの応援よろしくお願い致します。

ghorus.com
(こちらは無料で支援できます)

今のインターン先について思うこと

こんにちは。筒井です。

先ず始めに、
最近、facebookやラインで皆様にプロジェクトページのシェアやご支援のお願いをしつこいぐらいしてしまっていて、申し訳ありません。許してください笑。


最後まで読んで頂かないと誤解が生まれる可能性があるので最後まで読んでください


そんなこんなで今回のテーマは
今のインターン先について思うことについてたらたらと書いていこうと思います。
というかまあ事実の羅列です笑 
シェアのお願いをする時に連絡した時に何人かに今のインターン先どうよ?って聞かれたので、ここに記したいと思います。

1.こっち来た時に会社に既存事業がなかった(自分がいる支店に)。。。

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今のインターン先、本社はナイロビ(事業あり)にあり、今僕は支店のキスムにいます。
ちなみにキスムには事業がないどころか、オフィスもありません。

正直、来た時は絶句でした。なんでこの会社選んでしまったんだろうと何度も思った事があります。(今でも時々おもいます。)

既存事業がない=ルーティーンワークがなかったので、相棒のkeiとリサーチ、そして日々、何か解決できることがないかなと考え、なんとか事業化できそうなプロジェクトを考えだし、今行動にうつしているところです。

僕もkeiも休学してわざわざインターンでこちらに来て、何もすることがなく、何かできることを探すのに必死でした。


2.社長どころかスタッフすらほぼいない日々

会社の実情をここで話すと、会社の社員は5〜6名。
そして社員は全てナイロビ、社長がたまにキスムに帰ってくるというレベルです。

ちなみに10月はキスムに3日間しかいませんでした。
僕たちが作ったプロジェクトは政府の水道局からの許可が必須でした。

プロジェクト自体はこちらに来てから2週間程度でkeiと作ったのですが、その後、ようするに政府の水道局からの許可が全くとれずに悶絶してました。

許可が取れない以前に、社長がキスムにいる事が少なすぎて、政府の水道局に一緒に申請しに行きたいのになかなかスケジュールがつかない。。。

僕とkeiだけで突撃することも考えましたが、おそらく相手にされないだろうし、やはり社長の力が必要だなと。

このプロジェクトを進めたいけど、許可がとれない。けど、ケニアにいる時間も限られている。

進めたいけど進められない、現状に非常にイライラしていたのと、社長が近くにいなすぎて、この時は不安いっぱいでした。

しかし、小さい会社だと社長やスタッフがみんな出張に出ていたり、日本人の社長でも日本に帰っていてなかなか会えないインターン先が多いみたいで、社長がキスムにいないということに、文句をつけるのはやめようと思いました。

社長がいなくてもできることをkeiとやろうと前向きに心を入れ替えました。

(よく社長直下で仕事ができるインターンがありますけど、少し注意した方がいいと思います。ふたを開けて行ってみたら、社長と一緒に仕事が全然できない会社等があるとちょこちょこ耳にします。)


話しは戻りますが、政府からの許可の件。

自分たちでできることをやろうと村でリサーチをしていた時に、
たまたま私たちの地域で権力をもった政府グループと知り合うことができました。

そこから政府の水道局の人につないでもらい、私たちのプロジェクトを説明したところ許可を頂くことができました。

1ヶ月半くらい政府水道局の許可が喉から手が出るほど、欲しかった。

10月の4週目のわずか3日程でたまたまキーパーソンに出会う事が出来、そこからつないでもらい許可を頂く事が出来ました。

人の繋がりってやっぱりすごいって純粋に思いました。



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そんなこんなで今のプロジェクトをさせてもらってます。
【水道のない家に住む二人がルオ族の村に水道を届けるプロジェクト】

https://readyfor.jp/projects/tapwaterproject-inkenya


を現在させて頂いているんですが、本当に心の底からいろんな人に助けられて
このプロジェクトを進めることができてます。

いろんな人の助けがあってここまで来てます。ぶっちゃけ1人じゃなにもできません自分(笑)

◯まずこんなに文句を言っていますが、僕を受け入れてくれたインターン先の社長
→この会社に来たおかげでこのプロジェクトに挑戦できる機会があり、そして水道のない家に住ませてもらうことで水の大事さを感じることができてます。

◯トビタテ留学JAPAN関係者
奨学金がなくても強引に来るつもりでしたが、奨学金を頂いたおかげでいろんな事に挑戦するための資金を得る事が出来ました。また、世界中にいるトビタテメンバーとも繋がりができ、facebookでいろんな人の活動を見て刺激をもらってます。

◯現地の人々
→僕らが調査をしていると率先的に協力してくれる人もいたりして、現地語しか通じない人もいるので本当に助かります。また、今回政府の水道局に許可をいただけたのも偶然村で会った一人の政府グループの関係者から紹介に紹介を重ねて政府水道局まで繋げてくれたおかげです。また政府に対するプレゼンもぶっちゃけ僕はまだプレゼンできる程の英語力もないので、同僚のkeiにもかなり助けられながら、プロジェクトがここまで進められていると思います。

◯多くの人との繋がり
→このプロジェクトを成功させるために本当に多くの人の助けが必要だと思ってます。その一つがクラウドファンディング。本日、開始4日目に関わらずターゲットの70%を突破しました。
https://readyfor.jp/projects/tapwaterproject-inkenya




これをなし得たのもご支援して頂いた方はもちろんなんですが、僕の活動をシェアしてくれた人たちのおかげだと本心から思います。

プロジェクト初めて4日間、多くの人に連絡をさせていただいてます。多分まだ来てない人は明日以降どこかで連絡します笑。

はっきりいって多分、僕からメッセージきて、こいつお金目当てかよお前。みたいに思われても仕方ない事だと思います。(実質、お金がないとこのプロジェクトが進められないのも事実です)。

しかし、このクラウドファンディングを通して多くの人にアフリカの水問題を伝えたいという思いがあるのも事実です。

アフリカに行く前、多くの人が僕がアフリカに渡航することに興味を持ってくれました。つまり少なからず、アフリカに興味を持っているのも事実です(良い意味か悪い意味かはわかりません)

このクラウドファンディングを通してアフリカの現状を伝えたいです。この想いが一番強いです。
なのでご支援は本当に二の次で、この活動を多くの人に知らせたいんです!!!!!

アフリカを知ってもらう、考えてもらうきっかけを作りたいんです!!!!

これが本音です。

プロジェクト成功に向けて頑張ります






【今日のモセス君】

ケニアに来てから2ヶ月

じゃんぼ!!!

ケニアに来てからなんともう2ヶ月。。。時の流れの速さは恐ろしい限りです。
あと3ヶ月ちょっとで日本帰国。

本当に恐ろしい。。。

前回はケニアの人と水について書きました。


今回は2ヶ月で感じた221視点のケニア(キスム)の【インフラ状況】について


【インフラ状況】
★通信インフラ

電波状況に関して言うと、町の中心部ではそこそこ良いです。多分日本の3G回線よりちょっと遅いくらいの速度を想像してもらうとちょうどいいかもしれません。

農村部(我らの家)に行くと、時間帯によってネットの調子が変わります。時間んいよっては全く繋がらない時間帯もあって困ります。仕事になりません。

携帯の普及については町に住んでいる人、農村部から町に出てこられるような人たち(農村部に住んでいるガチのBOP層は町にでてきません。)の多くは携帯を所持しております。スマートフォンを持っている人も多くいます。


★電気
町では電気があり、かつ、停電が起きても、ジェネレーターが起動して、すぐに復活します。町に住めばそこまで電気に困らないのではないかと思います。

変わって農村部エリアでは電気を持っている家のほうが稀です。感覚的にいうと10家庭に1つの家庭が電気をもっているかどうかという感覚です。

電気持ってない癖に、携帯充電できるのか?と思ったそこのあなた。

ソーラー充電器を持っている家庭がちょこちょこあります。携帯の充電はそれを使ってしているのかな。多分。

国全体で見ても電力不足に陥っております。ケニアは地熱発電のポテンシャルが高く、
豊田通商×東芝×現代エンジニアリング
三菱商事×三菱重工
等が地熱発電所を手がけているみたいです。

今後も新しい地熱発電所を建設する予定もあるみたいで、日系企業が参画しようと狙っているみたいです。


★道路
町は舗装されている道路が多いですね。やっぱり。私がいる所はケニアの中でも第三都市なので。

農村部においては道路が全くないです。メインロードだけ、道路が作られてます。

つい先日、僕らの家の前のメインロードもついに道路ができました。手がけていたのはイスラエルの会社。

ケニアはおそらく、ある程度のメインロードはしっかりと舗装されていると思います。輸入した物資を内陸に運ぶために。


★水道

町でも水道がないお店などを多々見かけます。
こちらの食事はだいたい手を使って食べるので、食事の前に手を洗うのですが、

蛇口がついたタンクで手を洗っています。このタイプが結構多めです。

農村部に行くともっと過酷です。


水道持っている家庭はどれくらいいるのでしょうか。今までリサーチ等で50家庭が回りましたが、水道を持ってる家庭は3家庭くらい??でした。このリサーチデータだけで判断すると(17家庭に1家庭くらい水道もってる)


また、農村部に住んでいるある程度お金を持った富裕層の人でも
場所によっては水道管が通っていないエリアもたくさんあるので、物理的に水道をひけない人たちもたくさんいます。
⇒これも大問題。解決するために今プロジェクト進めて頑張ってます。





こんな感じです。



通信、電気、道路、水について今回はフォーカスをあてさせていただきました。

この4つの中で感覚的にやはり水インフラを整えるのが一番難しいと思います。
実際にこちらに住んでいて水インフラの普及が遅れていると個人的には感じます。

人にとって一番大事なインフラ。しかし、普及しにくい。

インフラ建設の難しさが最も水が困難なんですかね?


通信⇒ある程度通信ポイントとなる場所を立てて、電波発信する。

発電⇒ある程度鉄塔?的なものをたてて、送電線通す?(空間を利用できるから建設しやすい?)。電気流す

道路⇒道路建設。

水⇒地下ほって、漏水が起きないような水道管をつくって、それを通して、水を流す。


頭の中で感覚的に思ったことを書き出してみました。

感覚的に水道通すのがコスト面、建設期間等、負担が大きいのかなと思います。



最近は、水インフラを整えるのに水道管を通すのが最適なのか否かなども考えています。

例えば、雨水使って完全に飲み水に浄化できる装置を各家庭に設置したり(単なるアイデアです)


2ヶ月ぽっちしかいませんが、やっぱ現地いると色々気づきます。





さーて2ヶ月経ったので勝手にこの1ヶ月の振り返り
またトビタテの事前研修で得た3つのワードをもとに

【達成】
この1ヶ月で何か達成したかと言えばなにも達成してないです。
将来の達成のための準備は少しずつ進めたかなと。
留学終えた時に一つしっかりと達成できる何かがあれば良いのかなと思います。


【人間関係】
この1ヶ月は前の1ヶ月よりかは色々動けたかなと思います。
大使館の人とも少し接点できました。将来的に在日本国ケニア大使館とケニアに来たトビタテ生が一緒にイベントを共同していくのが当然みたいな感じになったら嬉しいです。


毎週末誰かに会いに飛び立ってた気がします。
こっちで働いている人4~5人とお会いできました。
色々繋がっていて来月もこっちで働いている人たちとお会いする予定が詰まっていて毎週末楽しみです。

みなさんアフリカで働いていて、今こういうことをしている、
良い意味でも悪い意味でも現実的な話を聞けて非常に面白かったです。



【多様な視点】
まずは上記で記したようにいろんな社会人の人とお会いして、お話できたこと。
いろんな話を聞く事によって自分の将来の選択肢の可能性がその分増えると思います。知らないのは損。知った中で自分の納得できる選択肢を選べたらベストだと思いまーす。

隣国のウガンダに旅行してきました。
純粋に楽しかった。ナイル川でのラフティング最高でした。遊びも大事。来月は多分ルワンダに行きます。







長文失礼しました。





【今日のモセス君】

モセス君渾身の上目遣い。

やられたーっ笑

日本酒が世界を救うかもしれない

こんにちは

221です。やはり更新頻度落ちてきました。頑張ります。


最近はなにをしてたのかというとー


先週末、隣国のウガンダにお邪魔してきました。トビタテアフリカ会@ウガンダをするために。


ウガンダでのメインイベントは

ラフティングと赤道

◼︎ラフティング
いわゆる川下りですね。ボート乗って川下るやつ。

115ドルしました。高杉。

しかしそれくらい払うクオリティは発揮してました。

みなさん一度は耳にしたことがあるナイル川

そのナイル川でラフティングしてきました。

ボート転覆した時は、一瞬まじで溺れ死ぬかとおもた。

特に写真は撮れなかったんで

ラフティング ナイル川でもYouTubeで見てみてください。


◼︎赤道@ウガンダ

前のブログでケニアの赤道について書かせて頂きました。

今回はウガンダの赤道に行ってきました〜

境目の線とかもあって、ケニアの赤道よりも楽しめました。

赤道行くならウガンダ>ケニア

間違いなし。


赤道前でチューチュートレイン

[

赤道前で出会ったセクシーお姉さんとセクシーショット


おなじみの
とびたてーりゅーがくーじゃっぱーん


てきとーにつくった
トビタテをイメージした
とびたてポーズ(はっきりいってダサい笑)



これ以外にも中華料理食べたり、久しぶりに箸使ってご飯食べたり唐揚げ食べたりできて幸せでした。




話は変わり、昨日、社長のバースデーを祝いました(^.^)


遂に日本から持ち込んだ日本酒を召喚しました。

美味しそうに飲んでもらえたんで良かったです

社長お酒大好きなんで笑。

日本酒万歳。



【今日のモセス君】

スーツケースの上に乗るモセス君。
押してあげたら喜んでました。

在ケニア日本国大使館へ-トビタテ留学JAPAN

ケニアに来てから1ヶ月超。


何か日本のことをこっちで発信したいなぁと思っていた。

トビタテで日本発信をしなさいと言われてるからではなく、(トビタテ生になるともれなく、事前研修で日本発信活動についてなにができるのか考える時間があります)

純粋に異国の地に来て、この人たちに自分の国を知ってもらうために何かできないかと。


こちらに来てから、やたらチャイニーズチャイニーズと言われます。

ケニアでの中国のプレゼンスが高いのもあるけど、おそらく日本のことを知らない人もいるのでしょう。特に子どもとか。


そこでスケールの大きさ別に日本発信活動について考えた。



■スモールスケール

  • 身の回りの人への発信

日本食を振る舞ったり、日本のことについて教えてあげてたり。

→日本文化発信のため日本酒と枡を持参しました。今度社長の誕生日パーティーで社長にプレゼントしようと思います。

■ミドルスケール

  • 自分の周りにある一部コミュニティーで日本に関するイベントの開催

→大学に留学してる人とかなら現地の大学にある日本文化サークルと協同ないならサークル作って大学でイベント開催。中国行った時はたまたまこのような活動ができた。今回は大学ではなく会社に来てるので似通ったことができるかは謎


■ビックスケール

  • 大使館のイベントや大きな団体のイベントでの日本発信

→今回、ビックスケールにスポットを当てて活動してみました。




▶︎大使館との接点作り
先日、トビタテ生という肩書きを使って大使館のイベントに少しだけお手伝いさせていただきました。


  • 在ケニア日本国大使館のホームページ見てたら、毎年日本文化フェスティバルを実施していることを知る
  • とりあえず、メールアドレスあったから連絡。トビタテ、日本代表で来てますと、存分にアピール。もしよければ、企画提案するので日本文化フェスティバルで企画をやらせていただけないか、と依頼。
  • すぐ大使館から連絡帰ってきて、そちらの企画を実行するのは難しいが、お手伝いなら。トビタテって何?状態でした。さすがケニア
  • とりあえず了承。諦めきれず、企画書勝手に作成。会いに行ったときに渡すために
  • 大使館から日本文化フェスティバルの前にJ-popフェスティバルがあるからそのお手伝いに来ないかとお話を頂く

→それで今回お手伝いしに行ったというところです。企画書も渡しましたが、撃沈しました。。。笑。

なんとか大使館と良好な関係を築きあげ未来のトビタテ生に託します。


イベント自体はコスプレ大会とカラオケ大会。


ふつーにおもろかった。


カオナシ、いやーこれコスプレなのか果たして


トラファルガー ロー
かっこよかった普通に







わからん



犬夜叉の女の子


入賞者


カラオケ大会は
1人圧倒的に上手い人がいて
YUIの hello 歌ってました。

いやーうまかった。動画撮っとっけばよかったと後悔


しゅーごー写真。


来月の日本文化フェスティバルもがんばりまーす


【今日のモセス君】

洗濯バサミをアクセサリーの如く、
つけ始めた。

爆笑でした笑

1日で消費される水の量

23歳になりました。筒井です。
ストレートでいっていれば、社会人1年目です。

大学生ライフ延長戦してます。


本日のテーマは

【1日で消費される水の量 in kenya】

前提として、こちらの水の量の単位で

jerrycan(ジェリカン)というものがあります。

1ジェリカン=20ℓです。



先日、私たちがリサーチした結果、
1日につき1人辺りだいたい1ジェリカン(20ℓ)水を使用していました。



20ℓ?!!!!
水問題、水不足言ってる割には水使いすぎだろ???と思ったそこのあなた。



彼ら、そして私たちが1日においてどのように水を利用しているのか紹介します。

例として私たちの生活を元に水の使い方を紹介します。(自分も1日20ℓ〜30ℓの水を使用しています)


起床
■歯磨きと顔洗う。(このコップ約二杯)



■洗濯(一回の洗濯で写真に載ってる赤い桶、一杯分使います)

週二回行ってます。



こんな感じで頑張ってます。
洗濯し終えた水は、トイレ掃除に利用してます。




■洗い物

1日の使用量を足すと、上の赤い桶の半分の量くらい使ってます。



■お風呂
[

赤い桶とほぼ同様の大きさのこちらの桶、一杯分。

これくらいの水でもちゃんと頭、顔、体洗えます。

写真だとすごく汚く見えますが、実際はふつーに綺麗です。



■手洗い
ペットボトル一本分くらい


■飲料水、料理に使う水
コーヒー飲んだり
水飲んだり
米炊いたり
料理に使ったり

全て合わせて1日辺り3〜4ℓくらい使ってます。


こちらに一ヶ月くらいいて、節水の意識をもって生活していてもこのくらいの水を使ってます。
多分、削れるところはかなり削って水を使ってるつもりです。

この生活でも1人辺り1日20〜30ℓ使ってます。。。



日本で生活してた頃、1日どれくらい水使ってたんだろうか。。。


節水の意識を高めよう!と訴えてるわけではありません笑。

こちらの生活はこんな感じですと。


しかし、明らかな水の無駄遣いには注意しましょう笑。


【今日のモセス君】

これから会社にでも出勤するのかな?

ケニアに来てから1ヶ月

どーもこんにちは。

昨日付けでケニアに来てから1ヶ月が経ちました。もう留学の5分の1が終わってしまった。。。。早い早すぎるよ先生。


というわけでこちらに来てから1ヶ月どんなことを感じて生活してたのかさらっとここに残しておこうと思います。

では簡単に振り返っていきます。若干長め。いつものモセス君もしっかり最後に登場するよ!


まず、ケニアに着いた日。それはもう最悪でした。

到着してウガリを食べ、満足してさてどんな家に住むんだろうとワクワクしていたあの時。


家に着いた瞬間。絶望でした。

以前も書きましたが、うん。例の小屋です。

ajitora.jobweb.jp

こちらです↑

シャワーないどころか、水道すらない。火もない。机も椅子もない。あるのはそう。ベッドだけ。

着いた日は水がなかったため、シャワーを浴びる事もなく家に着いてすぐベッドで寝てました。
今思い返すと、正直、着いた日、ベッドに転がり

「あ〜帰りたい日本に」
あの時は本気でそう思いました。

到着後、3日間くらいは本気で日本に帰りたかったです(笑)
なんで2留してまでケニア来ちゃったんだろうかと思っていました(笑)



しかーし、人というものは恐ろしいかつ素晴らしいですね。すーぐ環境に慣れる。
来て1ヶ月、だいぶ僕らの小屋は快適な家と進化しました。
電気、火、そして水道はないけど水もある。椅子もある。ネットもある。机はまだない(笑)。
十分すぎるくらいです。


さてここからは視点をしぼって1ヶ月で感じたケニアを書いていきます。



【人(ケニアの現地人)】

私たちが住んでいるキスムにはルオ族という民族が多く住んでおります。

民族によって多少違う可能性もあるので、私が感じたルオ族について書きます。


1.遅い
国民性なのでしょうか。すごいゆったりしてます。
日本ではゆったりしているほうだと思う自分でも、こちらの人はよりゆったりしているなと感じます。
このゆったり感好きでもあり、嫌いです。

特に仕事を通じてのスピード感の遅さにたまーにイライラします。
あとは連絡してくるのが遅かったり等等。


2.楽観的
こちらの人たち非常に楽観的です。
楽しそうに生きてます。
この楽観さは日本人もみな持ってもいいと思います。


3.お金に対する認識が甘い
お金を持っている人が持ってない人に与えるという文化が
少なからず多少あるのを感じます。
ご飯、交通費などを当たり前のように奢ったり。
宗教、文化の違いなのでしょうか。



【水】
階級、住んでいる土地によって様々です。
ボトルウォーターを買ってる人
共同の水道から水を買っている人
家に水道を持っている人
水の配達人から水を買っている人
雨水を利用している人
濁った川の水を利用している人(飲む時は沸かしたり、薬品をつかって綺麗にしたり、ろ過したりしているみたいです)


一番衝撃的だったのはやはり、川の水を利用している人が実際にいたということ。
日本でアフリカの水環境について調べていた時によくでてくる、濁った水を運ぶ、飲んでいる人の写真。
私が実際にお会いした人たちは濁った水をそのまま飲む人はいなかったが、おそらく家事等に使う際には濁った水をそのまま
利用しているのだろう。


今回は水と人について。水事情についてはまた、別で詳細記事あげます!!!




そして勝手にこの1ヶ月間の振り返り。
多くの人が既にご存知かと思いますが、今回のインターン
「トビタテ留学JAPAN」という文部科学省と民間企業が官民連携し、グローバル人材育成を目的とした国家留学奨学金プロジェクトに支援されて、今ケニアに来ております。

※トビタテ留学JAPAN 詳細↓
トビタテ!留学JAPAN - その経験が、未来の自信。 - トップページ

このプログラム、奨学金の額がすごいのももちろんの事、研修制度も充実しています。
事前、事後研修が用意されており、
その事前研修で自分の価値観について見つめなおしました。

そしてその研修で私が大事にしている価値観のキーワードが3つありました。

【達成】 【人間関係】 【多様な視点】

この3つです。この3つについて勝手に振り返ります。



【達成】
この留学で達成すべき目標が一応できました。
一言でいうと、水道がない人たちに水道を届ける。水道の普及です。
それを行うためのプロジェクトをKei(一緒のインターン先の日本人大学生)と作れたので
それをなんとしても達成して日本に帰ります!!!


【人間関係】
1ヶ月いた割にはあまり新しい人間関係を構築できていないような。。。(笑)
現地人とは自分の英語力の低さも一つの原因ではあると思うんですが、あまり関係を展開できてないですね。
社長、近所のこども(モセス君含む)、社長の弟、社長の弟のともだち等等。

こっちの通っている大学生と話してみたいですね。どういう将来を描いているのか。今自国についてどういうことを考えているのか。また彼らから見た日本、そして中国などどのように映っているのか。


現地にいる日本人に対しては少しずつ行動を起こしています。
facebookのアフリカ関連のページで呼びかけて、青年海外協力隊の人を見つけて、実際にお会いしたり、
日系企業がケニアでどんな働き、将来どのようなビジネスを目指しているのか、実体験の経験からお話を聞きたいと思って、手紙を送ってみたり(さーて返信は来るのだろうか。)
●トビタテの肩書きを存分に使わせていただいて大使館に連絡してみたり。。。
ちょこちょこ動いてます。自分の想い描いている理想が実現できれば、なかなか面白いご報告ができそうな気がします!!!!!
(がしかし、現実は多分厳しいのだろう〜)


【多様な視点】
もうそもそも今の家に住む事で多様な視点が磨かれた気がします。
水という資源の大事さ、電気というエネルギーの大事さ。
留学来る前に水問題に対して当事者意識を持つっていうのが一つの目標だったんですけど、
ケニアに着いてから、この1ヶ月完全に当事者となって生活してます。ある意味幸せな環境だと思います。



ざっと簡単に振り返りました。2ヶ月目も頑張ります(笑)



【今日のモセス君】


帽子をかぶってるモセス君。
決まってるね!モセス君。かっちょいいね!笑