アフリカで水道普及に励む、大学5年生の日記

8/21~ケニアへ。現地情報書いてきます。都の西北/復旦大学/トビタテ3期/将来はインフラに携われるようなビジネスマンになりたいです。

Popularization of tap water (インターン先のプロジェクトについて)

ジャンボ ケニア!!!

どうもこんにちは!!!221ことつついです。

まず、皆様にお礼を。

インターン先で立ち上げた水道普及プロジェクトの資金調達のために始めたクラウドファンディング
「水道のない家に住む学生2人がルオ族の村に水道を届けます!!」

readyfor.jp

開始6日目にして、目標金額の50万円を到達致しました。

皆様のご支援、シェアのおかげでございます。本当にありがとうございます。

まだ、残り日数ございます。引き続きのご支援、そして記事のシェアをよろしくお願い致します。


さてこのプロジェクトの背景、簡単な詳細をお伝えしてきましたが、
どのようなプロセスでここまで進み、これからどのようなプロセスで進んでいくのかご紹介したいと思います。


①プロジェクトの立案

水道管がないエリアがないことを知る。物理的に水道を引けない。容易に安全な水にアクセスできる環境がない。


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(プロジェクトサイト、コランドの風景)

インターン先の社長への提案

プロジェクト自体にはオッケーサイン。しかし、その資金をどこから調達するのか。
会社の資金、銀行、マイクロファイナンスの融資も検討したが、最終的にクラウドファンディングでの資金調達をするということで社長から合意


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(日本酒大好き社長)

③政府水道局からの許可(これを得るのに1~1ヶ月半程かかった)

本プロジェクトは政府水道局が管理する水道管から新しく水道管パイプを延長するプロジェクトである。
そのため、政府水道局からの許可が必須であった。社長に政府水道局に申請してほしいと言ってもなかなか動かず。。。もがき続けていたある日、政府関連の有力人物と繋がり、その人から政府水道局のマネージャーを紹介して頂き、許可をゲット。


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(Kisumu Water and Sewerage Company 通称、KIWASCO)



④政府水道局との詳細な予算見積もり

政府水道局のエンジニアとの見積もり。備品関連の調達、現地建設会社への工事委託、エンジニアなど政府水道局と協力して、工事のオペレートを作成。プロジェクトにかかる費用が決定。

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(政府水道局とのミーティングで綺麗な会議室に通してもらい、ミーティング前にはしゃぐ自分たちw)

クラウドファンディング開始

目標金額を50万円にし、スタート。皆様の多くのご協力により開始6日目という驚異的なスピードで目標金額突破。

readyfor.jp

(本当に皆様のおかげです。ありがとうございます。)


⑥現場におけるエンジニアとの最終確認←今ココ

皆様のご協力によりクラウドファンディングから資金を調達できることが確定したため、再度、現場に入りエンジニアとの工事行程の最終確認。

⑦備品の調達

工事に必要となる備品の調達

⑧工事スタート

⑨水道管の延長パイプとウォーターキオスク(水を量り売りする施設)完成

⑩延長したパイプを使って各家庭に水道を引く

時間も限られているので成功モデルをなんとか一つ作り、次のインターン生に繋げたいです。

⑪日本帰国。3月中旬くらいに東京で報告会開催予定


という流れでございます。

まだまだプロセスは長いですが、皆様の応援に応えたい、そしてルオ族の人たちのためにも必ずプロジェクトを成功させ、日本に帰国したいです。

クラウドファンディングの方も目標金額に到達しましたが、引き続きご支援、そしてシェアお待ちしております。
頂いた支援金は全てルオ族の人たちのために使わせて頂きます。




また、クラウドファンディングのツイートバージョンの
GHORUSでもプロジェクトページを作りました。


ghorus.com

こちらはみなさんからの応援を頂き、一定数の人数に応援いただくと、プロジェクトの詳細が皆様のFacebookからオートでシェアされるものとなっております。ぜひぜひこちらの方も応援よろしくお願いします。(こちらの方は全くお金がかかりません)
最初は20人の方を目標に始めてみました。
ご協力お願いします。



最後に皆様にお願いが。


このプロジェクトをはじめた背景として、資金調達が一つの目的でしたが、

資金調達の目標を達成した現在、このクラウドファンディングページを通して、アフリカの水問題の現状を多くの人に伝える一つのツールにしたいと考えております。


そのためにも引き続きページのシェア、そして
新しく始めたGHORUSのプロジェクトページの応援よろしくお願い致します。

ghorus.com
(こちらは無料で支援できます)