アフリカで水道普及に励む、大学5年生の日記

8/21~ケニアへ。現地情報書いてきます。都の西北/復旦大学/トビタテ3期/将来はインフラに携われるようなビジネスマンになりたいです。

今のインターン先について思うこと

こんにちは。筒井です。

先ず始めに、
最近、facebookやラインで皆様にプロジェクトページのシェアやご支援のお願いをしつこいぐらいしてしまっていて、申し訳ありません。許してください笑。


最後まで読んで頂かないと誤解が生まれる可能性があるので最後まで読んでください


そんなこんなで今回のテーマは
今のインターン先について思うことについてたらたらと書いていこうと思います。
というかまあ事実の羅列です笑 
シェアのお願いをする時に連絡した時に何人かに今のインターン先どうよ?って聞かれたので、ここに記したいと思います。

1.こっち来た時に会社に既存事業がなかった(自分がいる支店に)。。。

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今のインターン先、本社はナイロビ(事業あり)にあり、今僕は支店のキスムにいます。
ちなみにキスムには事業がないどころか、オフィスもありません。

正直、来た時は絶句でした。なんでこの会社選んでしまったんだろうと何度も思った事があります。(今でも時々おもいます。)

既存事業がない=ルーティーンワークがなかったので、相棒のkeiとリサーチ、そして日々、何か解決できることがないかなと考え、なんとか事業化できそうなプロジェクトを考えだし、今行動にうつしているところです。

僕もkeiも休学してわざわざインターンでこちらに来て、何もすることがなく、何かできることを探すのに必死でした。


2.社長どころかスタッフすらほぼいない日々

会社の実情をここで話すと、会社の社員は5〜6名。
そして社員は全てナイロビ、社長がたまにキスムに帰ってくるというレベルです。

ちなみに10月はキスムに3日間しかいませんでした。
僕たちが作ったプロジェクトは政府の水道局からの許可が必須でした。

プロジェクト自体はこちらに来てから2週間程度でkeiと作ったのですが、その後、ようするに政府の水道局からの許可が全くとれずに悶絶してました。

許可が取れない以前に、社長がキスムにいる事が少なすぎて、政府の水道局に一緒に申請しに行きたいのになかなかスケジュールがつかない。。。

僕とkeiだけで突撃することも考えましたが、おそらく相手にされないだろうし、やはり社長の力が必要だなと。

このプロジェクトを進めたいけど、許可がとれない。けど、ケニアにいる時間も限られている。

進めたいけど進められない、現状に非常にイライラしていたのと、社長が近くにいなすぎて、この時は不安いっぱいでした。

しかし、小さい会社だと社長やスタッフがみんな出張に出ていたり、日本人の社長でも日本に帰っていてなかなか会えないインターン先が多いみたいで、社長がキスムにいないということに、文句をつけるのはやめようと思いました。

社長がいなくてもできることをkeiとやろうと前向きに心を入れ替えました。

(よく社長直下で仕事ができるインターンがありますけど、少し注意した方がいいと思います。ふたを開けて行ってみたら、社長と一緒に仕事が全然できない会社等があるとちょこちょこ耳にします。)


話しは戻りますが、政府からの許可の件。

自分たちでできることをやろうと村でリサーチをしていた時に、
たまたま私たちの地域で権力をもった政府グループと知り合うことができました。

そこから政府の水道局の人につないでもらい、私たちのプロジェクトを説明したところ許可を頂くことができました。

1ヶ月半くらい政府水道局の許可が喉から手が出るほど、欲しかった。

10月の4週目のわずか3日程でたまたまキーパーソンに出会う事が出来、そこからつないでもらい許可を頂く事が出来ました。

人の繋がりってやっぱりすごいって純粋に思いました。



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そんなこんなで今のプロジェクトをさせてもらってます。
【水道のない家に住む二人がルオ族の村に水道を届けるプロジェクト】

https://readyfor.jp/projects/tapwaterproject-inkenya


を現在させて頂いているんですが、本当に心の底からいろんな人に助けられて
このプロジェクトを進めることができてます。

いろんな人の助けがあってここまで来てます。ぶっちゃけ1人じゃなにもできません自分(笑)

◯まずこんなに文句を言っていますが、僕を受け入れてくれたインターン先の社長
→この会社に来たおかげでこのプロジェクトに挑戦できる機会があり、そして水道のない家に住ませてもらうことで水の大事さを感じることができてます。

◯トビタテ留学JAPAN関係者
奨学金がなくても強引に来るつもりでしたが、奨学金を頂いたおかげでいろんな事に挑戦するための資金を得る事が出来ました。また、世界中にいるトビタテメンバーとも繋がりができ、facebookでいろんな人の活動を見て刺激をもらってます。

◯現地の人々
→僕らが調査をしていると率先的に協力してくれる人もいたりして、現地語しか通じない人もいるので本当に助かります。また、今回政府の水道局に許可をいただけたのも偶然村で会った一人の政府グループの関係者から紹介に紹介を重ねて政府水道局まで繋げてくれたおかげです。また政府に対するプレゼンもぶっちゃけ僕はまだプレゼンできる程の英語力もないので、同僚のkeiにもかなり助けられながら、プロジェクトがここまで進められていると思います。

◯多くの人との繋がり
→このプロジェクトを成功させるために本当に多くの人の助けが必要だと思ってます。その一つがクラウドファンディング。本日、開始4日目に関わらずターゲットの70%を突破しました。
https://readyfor.jp/projects/tapwaterproject-inkenya




これをなし得たのもご支援して頂いた方はもちろんなんですが、僕の活動をシェアしてくれた人たちのおかげだと本心から思います。

プロジェクト初めて4日間、多くの人に連絡をさせていただいてます。多分まだ来てない人は明日以降どこかで連絡します笑。

はっきりいって多分、僕からメッセージきて、こいつお金目当てかよお前。みたいに思われても仕方ない事だと思います。(実質、お金がないとこのプロジェクトが進められないのも事実です)。

しかし、このクラウドファンディングを通して多くの人にアフリカの水問題を伝えたいという思いがあるのも事実です。

アフリカに行く前、多くの人が僕がアフリカに渡航することに興味を持ってくれました。つまり少なからず、アフリカに興味を持っているのも事実です(良い意味か悪い意味かはわかりません)

このクラウドファンディングを通してアフリカの現状を伝えたいです。この想いが一番強いです。
なのでご支援は本当に二の次で、この活動を多くの人に知らせたいんです!!!!!

アフリカを知ってもらう、考えてもらうきっかけを作りたいんです!!!!

これが本音です。

プロジェクト成功に向けて頑張ります






【今日のモセス君】